2022/3/16

施術後の〇〇について

Hana鍼灸整骨院/HANADOKIの花野です。
 
 
今回は、施術後の〇〇について、というお話です。
 
 
例えば、腰痛があったとして、治療院で施術を受けたとします。
 
 
その受けた直後から2~3日ほど、身体がだるい、眠気が出た、熱が出た、身体が少し痛い、トイレが近くなる、などの症状が出ることがあります。
 
 
この反応のことを、「好転反応」とか「めんげん」と言ったりします。
 
 
これは身体が刺激を受けたことにより、体の中の毒素や老廃物がめぐることで出る症状だといわれています。
 
 
その数日を経て、回復に至ります。
 
 
個人差やその症状によっても違いがあり、「好転反応」が全くない人、必ずある人、過剰に出てしまう人、「好転反応」が出ないと回復に向かわない人、など様々です。
 
 
 
6日前の話なんですが、初診の方で重度の頭痛で、少し変わった症状の出方をする方がいらっしゃいました。
 
 
その方が本日2度目の施術でいらっしゃって、前回の施術から3日間かなりひどかったということでした。
 
 
しっかり行った前回の鍼治療が効きすぎたんだと思います。
 
 
少し過剰刺激だったかもしれないことや、好転反応のことを説明してなかったと思います。
 
 
正直、来てくれてよかったです。
 
 
ご本人が言うには、3日間ひどかったが、そのあとから回復に向かい、今の状態としては、前回の半分以下だということでした。
 
 
なので、もう一回施術を受けたら、症状はなくなるんじゃないかと思って来てくれたそうです。
 
 
1ヶ月前からある症状だったんですが、それが1回の施術でかなりの変化が出ました。
 
 
(反応はやや強く出すぎましたが・・・)
 
 
(思った以上に、過剰に出てしまう方でした・・・)
 
 
ほかの方だったら、余計にひどくなったと思われただけだったかもしれません。
 
 
改めて、好転反応の説明はしておくべきだなと思いました。
 
 
 
似たような表現で「もみ返し」というのがありますが、それはマッサージや指圧などで揉んだその箇所が、その後痛くなるというやつです。
 
 
刺激を入れているので、ある程度あるのは良いとしても、かなり痛みが強く出るようでは、それは打撲と一緒です。
 
 
逆に、マッサージ慣れしている方など、かなり強めの刺激でないと物足りないという方などは、受容器という体に備わっている感じる部分が壊れています。
 
 
好転反応はあっても良いです。
 
 
もみ返しはなるべくない方が良いです。
 
 
マッサージや指圧で強めの刺激に慣れるのは止めましょう。
 
 
すっきりした感覚があるかもしれませんが、実は余計に硬くなってしまうものなんです!
 
 
(難しい話になってしまいそうなので、説明は省きます。)
 
 
 
では、また。