2022/2/5

筋肉の鍛え方(収縮の違い)

Hana鍼灸整骨院/HANADOKIの花野です。
 
 
 
筋トレをする際に知っておいた方がいい、筋肉の収縮のちがいについてお話します。
 
 
今回は、上腕二頭筋(力こぶ)の筋肉を例にします。
 
 
まず、これ
 
 
500gのペットボトルを矢印の方向に持ち上げます。
 
 
これは求心性収縮といい、力こぶの筋肉に負荷がかかりながら縮んでいきます。
 
 
次は、これ
 
 
(同じ写真を使ってしまいましたが)、このペットボトルは50㎏だと思ってください。
 
私は赤い矢印の方向に持ち上げようずっと力を入れていますが、50㎏はさすがに片手では重く、青い矢印の方にペットボトルは下がってしまいました。
 
こういう時は補助がいないと危ないですね。
 
これは遠心性収縮といい、力こぶの筋肉は収縮しているんだけれども、負荷が強すぎてに引き伸ばされている状態になってしまいます
 
 
あと、これ

 
 
このテーブルは、床に固定されていて動かないようになっています。
 
 
それを持ち上げようとしても全く動かず、力こぶの筋肉は使われているけれど、筋肉は縮むこともなく、伸びることもなく、同じ長さ(尺)であることから、等尺性収縮といいます。
 
 
ちょっとお勉強のようになってしまいました。
 
 
 
遠心性収縮は、少ない回数で強い負荷をかけ筋肉を大きくするには良いと思いますが、故障もしやすいです。
 
 
等尺性収縮は、例えば膝が変形している方なんかは、関節を動かさずトレーニングできる良い方法です。
 
 
ダイエット目的や少し筋肉をつけたい女性なら、求心性収縮のトレーニングがいいですね。
 
 
もちろん、やり方によって一概には言えませんが参考にしてみてください。
 
 
(ちなみに、一番上の求心性収縮を例に挙げますが、下ろす時は遠心性収縮が働いていますよ。軽めの遠心性収縮ですけどね。)
 
 
色々と考えてやると、筋トレにしろ、ダイエットにしろ、効率が良くなります!!
 
 
では、また。