2022/3/8

整骨院って○○するところです!!

Hana鍼灸整骨院/HANADOKIの花野です。
 
 
「整骨院」をご存知ですか?
 
 
骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷を診る柔道整復師という国家資格保有者が「整骨院」という看板を掲げることができます。
 
 
ちなみに整骨院と接骨院は同じです。(整体院は違います)
 
 
 
石川県では接骨院の名の方が多いですね。
 
 
 
整骨院の先生は、本当は骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷のケガをみるプロのはずなんです・・・
 
 
 
ですが、もしあなたが骨折したとしたら、整骨院に行きますか?
 
 
 
ほとんどの方は、病院へ行くんじゃないでしょうか?
 
 
 
私が、柔道整復師の学校で学んだことは、90%は骨折、脱臼に関することでした。
 
 
 
ですが、本来の柔道整復師としての役割・・・世の中的には、ほぼ必要とされていないです。
 
 
 
 私はせっかく柔道整復師になったのだからと、全国を探し回って、骨折・脱臼の多い接骨院を尋ね、短期間ですが勉強させてもらったことがあります。
 
 
 
(スキー場の近くにある地方の接骨院で、大型のハーフパイプがあるため、骨折・脱臼をするスノーボーダーが多く、当時多い時で、1日10人ぐらい来ていたと思います。)
 
 
学校の授業では実際に骨折している状態ではないのを、骨折していると見立てて整復・固定をするんですが、実際の現場では、全く違う状況なのでとても勉強になったのを覚えています。
 
 
おそらくここ20年くらいの柔道整復師(もっと以前からかもしれませんが)は、学校で勉強したことを一切使うことなく、骨折・脱臼の患者に触れたことがない人がほとんどじゃないでしょうか。
 
 
 
では、今の柔道整復師は何をしているかというと、
 
 
慰安的なマッサージ屋さんであったり、
 
 
カイロプラクティックなどの別の手技を学んでみたり、
 
 
独自の手法として○○式を開発して見たり、
 
 
と、見る疾患も骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷ではなく、肩こりや腰痛などのほかの症状に対しての治療家・セラピストになっている人がほとんどだと思います。
 
 
唯一、柔道整復師らしいところが残っているとすれば、足の捻挫ですね。
 
 
足の捻挫に関しては、まだ整骨院で処置してもらうという方もいるとは思います。
 
 
 
ですので、そりゃあ世間一般的に
 
 
「整骨院って何するところ?」
 
 
ってなりますよね。
 
 
ニュースとかで話題になっててもテレビで整体師とか言ってますからね。
 
 
国家資格の柔道整復師が知られていなくて、民間資格もしくは無資格の整体師の方が知られているって・・・
 
 
どんだけ認知されてないん??
 
 
って思いますけどね。
 
 
私は、今保険請求していないので、柔道整復師としては、特に施術していないです。
 
 
(足首の捻挫の方はいますが)
 
 
ですが、骨折・脱臼に関してもお困りの方がいたら、もちろん対応させていただきます。
 
 
特に、
 
 
小さい子の肘内障(これは過去に書きました。簡単にすぐ治します。)
 
 
肩の脱臼
 
 
指の脱臼
 
 
手首の骨折
 
 
などはご相談ください。
 
 
整復、または整復・固定の処置をいたします。
 
 
 
では、また。